PR査定前の掃除、実はしない方が良い?
高額査定のポイントとは? 買取専門店に聞いた、オーディオ売るコツ/買うコツ
オーディオは中古市場も活況なジャンルだ。実際、中古のオーディオ機器を購入したことや、手持ち機器の整理や買い替えにあたって買取業者を利用したことのある方は多いだろう。
とりわけオーディオを売る際、最も気にするのはやはり「いかに高く売れるか」「業者が信頼できるかどうか」ではないだろうか。そこで今回、買取専門店「オーディオランド」を展開するTunagu株式会社の玉田隆介さんに、中古オーディオを売るときのポイントなどを伺った。
なお、ここで述べる事柄は取材実施時点(2023年11月)の、あくまでオーディオランドで査定を行った場合のものであり、市場の変動により相場など変わる場合があることはご留意いただきたい。
まずはオーディオ機器の買取をしてもらうにあたって、「高額査定に繋がりやすい条件」とはどのようなものだろうか?
「高額査定に繋がりやすい条件ですが、基本的には皆様のご想像とあまり変わらないかと思います。例えば完動品や美品、全付属物が揃っている、新モデル、限定・レアモデルなどの場合はやはり高額査定が付きやすいです。
一方、壊れていたら査定額も大幅に下がるのでは? と考える方も多いかと思います。確かにハイエンドオーディオは修理費用も高額になってくるため、そのコストが査定に影響する場合はありますが、私たちオーディオランドではなるべく高い査定額がお出しできるよう心がけています。
というのも、社内には専任の技術スタッフがいるうえ、修理用の部品・パーツ類も各種ストックしているため、多くの製品は自社内で修理できるからです。これによってコストを抑える分、より高い買取価格をお出しできますので、壊れたオーディオ機器でもまずはお電話いただければと思います」(玉田さん)
また中古市場でも人気が高く、高額査定がつきやすい “いまが売り時” なカテゴリーについても伺った。
「やはりアキュフェーズやラックスマンといった国産のハイエンドモデルは需要が高く、査定額も高くなりやすいですね。また、80年代くらいの少し古いモデルは当時の定価以上の価格を出させていただくこともあります。
それこそかつてオンキヨーが出したステレオパワーアンプ『M510』は、大型スピーカー『GS1』を鳴らすために開発されたのでは? などとも言われていますが、そういった良い音を徹底的に追求するような、コスト度外視で製品を開発する情熱があった時代の機器は国内外で今でも人気が高いですね」(玉田さん)
そして意外なことに、自作オーディオや改造を施した機器も高額買取が可能な場合があるという。
「遺品整理などでご依頼をいただいた際によく『お値段つかないんじゃないですか?』『他社ではパーツの値段しかつかないと言われた』などとご相談を受けるのですが、オーディオはガレージメーカーも多いですし、オーディオ好きな人がちゃんと作った機器って、本当に良い音がするんです。なのでオーディオランドでは自作・改造機であっても、音が良く構造的に火災や事故の危険性などがないことが確認できたら、他社さんのように部品としてではなく、ひとつの機器として高額買取をさせていただきます。
また、小型真空管やスピーカーのダイヤフラムといったパーツ類もなかなかお値段がつきにくいものもありますが、オーディオランドなら修理用のパーツストックとして、しっかりお値段つけさせていただくことができます」(玉田さん)
とりわけオーディオを売る際、最も気にするのはやはり「いかに高く売れるか」「業者が信頼できるかどうか」ではないだろうか。そこで今回、買取専門店「オーディオランド」を展開するTunagu株式会社の玉田隆介さんに、中古オーディオを売るときのポイントなどを伺った。
なお、ここで述べる事柄は取材実施時点(2023年11月)の、あくまでオーディオランドで査定を行った場合のものであり、市場の変動により相場など変わる場合があることはご留意いただきたい。
■80年代のオーディオは今が売り時? 高額査定に繋がりやすいポイントとは
まずはオーディオ機器の買取をしてもらうにあたって、「高額査定に繋がりやすい条件」とはどのようなものだろうか?
「高額査定に繋がりやすい条件ですが、基本的には皆様のご想像とあまり変わらないかと思います。例えば完動品や美品、全付属物が揃っている、新モデル、限定・レアモデルなどの場合はやはり高額査定が付きやすいです。
一方、壊れていたら査定額も大幅に下がるのでは? と考える方も多いかと思います。確かにハイエンドオーディオは修理費用も高額になってくるため、そのコストが査定に影響する場合はありますが、私たちオーディオランドではなるべく高い査定額がお出しできるよう心がけています。
というのも、社内には専任の技術スタッフがいるうえ、修理用の部品・パーツ類も各種ストックしているため、多くの製品は自社内で修理できるからです。これによってコストを抑える分、より高い買取価格をお出しできますので、壊れたオーディオ機器でもまずはお電話いただければと思います」(玉田さん)
また中古市場でも人気が高く、高額査定がつきやすい “いまが売り時” なカテゴリーについても伺った。
「やはりアキュフェーズやラックスマンといった国産のハイエンドモデルは需要が高く、査定額も高くなりやすいですね。また、80年代くらいの少し古いモデルは当時の定価以上の価格を出させていただくこともあります。
それこそかつてオンキヨーが出したステレオパワーアンプ『M510』は、大型スピーカー『GS1』を鳴らすために開発されたのでは? などとも言われていますが、そういった良い音を徹底的に追求するような、コスト度外視で製品を開発する情熱があった時代の機器は国内外で今でも人気が高いですね」(玉田さん)
そして意外なことに、自作オーディオや改造を施した機器も高額買取が可能な場合があるという。
「遺品整理などでご依頼をいただいた際によく『お値段つかないんじゃないですか?』『他社ではパーツの値段しかつかないと言われた』などとご相談を受けるのですが、オーディオはガレージメーカーも多いですし、オーディオ好きな人がちゃんと作った機器って、本当に良い音がするんです。なのでオーディオランドでは自作・改造機であっても、音が良く構造的に火災や事故の危険性などがないことが確認できたら、他社さんのように部品としてではなく、ひとつの機器として高額買取をさせていただきます。
また、小型真空管やスピーカーのダイヤフラムといったパーツ類もなかなかお値段がつきにくいものもありますが、オーディオランドなら修理用のパーツストックとして、しっかりお値段つけさせていただくことができます」(玉田さん)
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